2013年04月19日
夏目漱石の『こころ』 100分de名著にて放送中です
水曜夜10時からNHK Eテレで放送中の「100分de名著」
(再放送は翌週水曜日の5:35~6:00と11:30~11:55)
http://www.nhk.or.jp/meicho/

この番組では、古今東西の名著を毎月一冊取り上げ
25分×4回でわかりやすく解説し
難解な名著を読むきっかけを作ってくれます。
今月取り上げられているのは夏目漱石の『こころ』。
僕も数年前に読んだことのある名著中の名著です。

若い学生の「私」が、夏の海岸で「先生」という
謎めいた人物と知り合い、親交を重ね、やがて
その秘密をすべて明かされます。
しかし、その長い告白の手紙を読み終わったとき、
「先生」はもうこの世にいない、という物語です。
『こころ』のテーマは「孤独」です。
執筆された当時、日本は日露戦争に勝利して
近代化が一段落していました。
また明治から大正へと、時代が大きく移り変わる
タイミングでもありました。
明治時代は「近代の幕開け」であり、文明や科学や技術や
合理的思考など、劇的な変革がもたらされました。
しかし同時に個人の孤独や人間関係の荒廃など、
抜き差しならないものももたらされました。
漱石は、そんな不安の情景を、この『こころ』という小説に
描こうとしたのではないかと言われています。
番組では、ベストセラーとなった「悩む力」「続・悩む力」で
独自の漱石論を展開した政治学者の姜尚中さんを語り手に迎え
『こころ』を読み説きます。
そして今に生きる私たちの様々な悩みの原因を明らかにし、
より良く生きるためのヒントを探っていきます。

また平田満さんの朗読や挿絵も交えて作品を紹介しており
『こころ』を既に読んだことがある方でも
より深く味わうことが出来るきっかけになると思います。


孤独に悩む現代人の皆さん!
ぜひ番組をご覧になり『こころ』を読んでみて下さい。
(再放送は翌週水曜日の5:35~6:00と11:30~11:55)
http://www.nhk.or.jp/meicho/

この番組では、古今東西の名著を毎月一冊取り上げ
25分×4回でわかりやすく解説し
難解な名著を読むきっかけを作ってくれます。
今月取り上げられているのは夏目漱石の『こころ』。
僕も数年前に読んだことのある名著中の名著です。

若い学生の「私」が、夏の海岸で「先生」という
謎めいた人物と知り合い、親交を重ね、やがて
その秘密をすべて明かされます。
しかし、その長い告白の手紙を読み終わったとき、
「先生」はもうこの世にいない、という物語です。
『こころ』のテーマは「孤独」です。
執筆された当時、日本は日露戦争に勝利して
近代化が一段落していました。
また明治から大正へと、時代が大きく移り変わる
タイミングでもありました。
明治時代は「近代の幕開け」であり、文明や科学や技術や
合理的思考など、劇的な変革がもたらされました。
しかし同時に個人の孤独や人間関係の荒廃など、
抜き差しならないものももたらされました。
漱石は、そんな不安の情景を、この『こころ』という小説に
描こうとしたのではないかと言われています。
番組では、ベストセラーとなった「悩む力」「続・悩む力」で
独自の漱石論を展開した政治学者の姜尚中さんを語り手に迎え
『こころ』を読み説きます。
そして今に生きる私たちの様々な悩みの原因を明らかにし、
より良く生きるためのヒントを探っていきます。

また平田満さんの朗読や挿絵も交えて作品を紹介しており
『こころ』を既に読んだことがある方でも
より深く味わうことが出来るきっかけになると思います。


孤独に悩む現代人の皆さん!
ぜひ番組をご覧になり『こころ』を読んでみて下さい。
Posted by 常盤工業1 at 11:50│Comments(0)
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